企業の経営理念や経営戦略の実現を図るために、いかに社員一人ひとりの力を高め、
結集させることが出来るのか?
それが人事制度の最大の使命です。(社員一人ひとりが目標に向かって活き活きと働けるために)
人事制度は会社の大切な価値観を社員一人ひとりに伝え、社員がそれを具現化するためのコミュニケーションツールです。
会社の大事にしている価値観や想いを人事制度に織り込むことで、社員にダイレクトに伝えることができると同時に、それを理解することによって社員は自社における自分の存在意義を確認し、より大きな貢献活動を引き出すことが可能になります。
(人事制度改革は、単に給与や賞与の決定方法を変えることではありません)
現行の人事制度においても大枠は整っていると考えられますが、今後は、会社からのメッセージや制度コンセプトをいかに鮮明に表現できるかが大きな課題になると思われます。
具体的には、人材像の定義や人事評価の視点等に強いメッセージ性を持たせて作ると共に、人事システムを通して、より「その企業らしさ」を可視化した仕組みを構築していくことが最重要と考えています。
(企業のビジョンと個人のビジョンを可能な限り合致させることが必要不可欠となります)