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● 管理職として重要な決断力

● 管理職に求められる決断力の要素とは 決断に必要なのは「数字力」「論理的思考」そして「感情コントロール」です。
管理職者はこの三つに基づいて、部署を適正な方向へと導いていかなければなりません。
様々な状況を判断する材料としては「数字が入った資料」を活用することが鉄則です。
「過去はこうだったから」など、憶測や経験だけで物事を判断していては
誤った判断をしかねません。
管理職者には正確に物事を捉える数字力が必要とされます。
そして、部下には数字が入った資料での報告書の提出を習慣づけましょう。
そうして集めた資料を論理的思考で判断します。
この時、憶測や偏った考えで判断することは絶対にしてはなりません。
過去の経験で数字を信じず、強引に推し進める経営者をたまに見かけます。
過去の経験は貴重な財産ではありますが、
時代の変化に対応できていないケースが多々あります。
そこには、過去に執着するプライドなど不要で、
正確に読み解く思考が求められるのです。

● 冷静さとスピードある判断 管理職は、誰よりも冷静になることが要求されます。
トラブルや緊急を要する案件では慌てたりする場面もあるでしょうが、
管理職者だけは冷静かつ適正に判断・対処をしなければ、
部署は誤った方向に向かってしまうこともあります。
そうした感情コントロールができなければなりません。
決断力に必要なのは「スピード」です。
論理的に考えた方策は直ちに実行しなければ何の意味もありません。
最も誤った決断とは、間違えた方向に舵を切ることではなく、
判断しかねて動けないことです。
判断力には冷静な行動力が必要とされるのです。

● 部署の統轄責任者としての管理職 ただ、ここで言う行動力とは、自らが動くことを意味しません。
むしろ、自らは動いてはならないのです。
全ての仕事は部下に分担して任せ、自らはその報告を受けて決断・指示する
というスタンスでなければ、動きが止まってしまう原因となります。
行動力とは自らではなく、部署の行動力を指すのです。
また、行動後も状況の把握は逐一行います。
部下からの進捗報告を常に受け、初速の判断に不足や誤りがあると発覚した場合、
たとえ180度の方向転換であっても、必要ならば直ちに実施することが求められます。
言った手前、後に引けないなどと考える必要はありません。
そうしなければならないと思うのであれば、
すぐに対処するスピードが必要なのです。


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