1. TOP
  2. 企業研修をスキルアップにつなげるために
  3. 管理職に求められるビジネススキルを高める
  4. 仕事がデキるプレイングマネジャーとは

● 仕事がデキるプレイングマネジャーとは

● 企業における選手兼任監督。プレイングマネジャーとは何か 「プレイングマネジャー」という役割をご存知でしょうか。
これは、企業で日常的な業務を遂行する「プレーヤー」であるとともに、
後輩や部下の育成にも力を割く「マネジャー」の一面も持つ人員を指します。
野球などをはじめとするスポーツに興味のある人なら、
「選手兼任監督」という言葉がしっくりと来るかもしれません。
一昔前は、若い世代は第一線でバリバリと働いて、
ある程度の年齢になったら若手の育成に努める…というモデルが
理想的であると認知されていましたが、
1991年のバブル崩壊以後、社員の育成にかける費用や管理職にかける人件費を
大幅に削らざるを得ない企業も多くなりました。
そのために、現場と育成を兼任するプレイングマネジャーという
新たな役割が必要となったのです。

● 同時に2種類の能力を要求されるプレイングマネジャー プレイングマネジャーの仕事には、企業で働く個人としての
目標・あるいはセールスを「達成する」というミッションのほか、
自身が所属するグループの目標を「達成させる」ミッションが加わります。
ですから、プレーヤーとして培った能力・スキル以外にも、
他者の能力を伸ばし育てるといった、マネジメント能力が不可欠となるのです。
しかしながら、企業の業績を上げることを考えながら、
育成にも気を配らなければならないのは、非常に難度の高いことです。
人間同士の軋轢などに悩む局面も多くなり、
辛い業務に思えてくることもあるでしょう。
そこで必要になるのが、プレイングマネジャーの意識改革です。

● デキる!と言われるプレイングマネジャーになるために プレイングマネジャーに求められるマネジメント能力とは、
「自立した部下を育てる」ということです。
プレイングマネジャー自身の考え方ややり方を強く推し進める
「指示命令型リーダーシップ」に重心を置いてしまうと、
信頼関係なども生まれにくくなってしまいます。
部下が自分で考える能力を身につけ、強みを発見できるようにサポートする
「コーチ型リーダーシップ」の体制にシフトすることで、
壁を作らない育成が可能となるでしょう。
このように「デキる」プレイングマネジャーとは、
他者との信頼関係を上手に築くことのできる存在を指すのです。


新人向け研修ラインアップはこちら

PAGETOP


お問い合わせ:人事/教育/研修コンサルティングの株式会社モノブ総研/〒107-0062 東京都港区南青山2-2-15 ウイン青山629/03-6434-9475/info@monobu.jp