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● 管理職におけるカッツ・モデルの重要性

● 管理職に求められるカッツ・モデルとは カッツ・モデルとは、ハーバード大学の教授である
ロバート・カッツ氏が1955年に発表した論文によるもので、
管理職研修に問われるスキルとはどういったものかを説明しています。
また人材育成をスムーズに行っていく上で
具体的にどのようなスキルが職場環境で求められるのか、
基礎となるスキルを集約した論文です。
企業において人材育成とスキル向上は欠かせない要素ですが、
具体的にどのスキルが求められているのかについては
把握できていないことも多いと思います。
しかしより優秀な人材に育成していくためには、
まず管理職自らがスキル向上を行い、職場環境の改善に努めていくことが
重要であると言えます。

● 管理職に求められる3つのスキル カッツ・モデルには3つのスキル向上が求められると説明されています。
まず1つ目のスキルはテクニカルスキルと呼ばれ、業務遂行能力とも
表現されています。
このテクニカルスキルは多くの職場では求められるスキルですが、
管理職研修の場合、テクニカルスキルだけが向上していても意味を成しません。
なぜならば、管理職は職場全体を見渡して判断する
コンセプチュアスキルも非常に重要視されているからです。
このコンセプチュアスキルとは自身の業務だけではなく、
企業全体で起こっている物事を瞬時に察知して
それを素早く理解する判断力、そしてトラブルに対処するための対応力
なども問われます。
また人材育成には欠かせないヒューマンスキルも欠かせない要素です。
管理職研修の場合、部下との信頼関係に左右される点が数多くありますので、
自己表現力と広く様々な考え方を取り入れて
臨機応変に対応する能力も求められます。
このカッツ・モデルは管理職研修を積み重ねていくことで
スキル向上を図れることが多いので、
備わっている能力を引き出すために十分な研修を
積み重ねていくことが管理職には必要であると言えるでしょう。


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